「同じ値段なら環境に配慮したものを選ぶ」というお客様は多いです。しかしお値段が高くなると選んでくれるお客様は大きく減少するのが現実です。ではどうしたらいいのでしょう。ここで重要になるのが、「環境価値を顧客価値に変える」ということなのです。たとえば植物由来の素材を使った洗剤があります。これは食器を洗って河川に流しても河川の汚染につながらないという「環境価値」があります。同じ値段ならこれだけでお客様は選んでくれるでしょう。しかし、値段が高くなると敬遠されるかもしれません。この洗剤が手荒れを防ぐ、肌にやさしい洗剤だとすればどうでしょう。少々お値段が高くても選んでくれるお客様が増えるのではないでしょうか。「お肌にやさしいのは植物由来の成分で出来ているからなんです。」といえば環境価値が顧客価値に結びつくのです。環境にやさしいだけでは売れません。環境にやさしいことが、お客様にとってメリットのある価値につなげることが重要なのです。
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